仕事を知る 看護小規模多機能型居宅介護

住み慣れた地域で、ご自宅を終の住み処として安心して暮らし続けたい高齢者の方のためのサービスです。
小規模多機能型居宅介護と同様の、通い・訪問介護・宿泊に加え、介護サービスだけではなく医療的ケアが必要な方には訪問看護もご利用いただけます。

主な仕事内容

看護小規模多機能型居宅介護で具体的に行う業務・仕事内容について

送迎

通所をご利用の利用者様の送迎を行います。時にはお送りした後に訪問介護としてサービス提供を行う事もあります。

食事準備・介助

刻み食やとろみ食など利用者に合わせて3食(朝昼晩)を準備・配膳し、食事中には誤嚥をしないよう見守ります。食後には歯磨きなどの口腔ケアや必要に応じて服薬をサポートしていきます。

入浴介助

一般家庭と同じような浴室。お一人ずつ入浴頂きます。
浴室までの誘導・脱衣・洗髪のサポート、入浴後には髪を乾かし、身だしなみを整えます。
体調の変化や怪我がないかを確認するためにも重要な業務です。
利用者様によってはリフト対応となる方もいらっしゃいます。

訪問(介護)

利用者様のニーズに合わせて自宅でのサービス提供を行います。
時には安否確認のみといった事もあります。

訪問(看護)

医療ニーズの高い利用者の在宅生活継続支援のため、看護師が自宅へ訪問し
医師の指示による医療処置や医療機器の管理を行います。

レクリエーション

季節ごとの行事などの際に、準備していたレクリエーションを行います。
スタッフ自らアイデアを持ち寄り、準備~ 運営を行っています。
内容は体操や折り紙などの工作、書道や手芸、カラオケなど、施設によって様々です。
利用者が安心して楽しい時間を過ごせるように内容を考えたり、リラックスした雰囲気づくりを心がけましょう。

夜勤

夜間の人員体制は基本1 名。困り事があった際は施設長へ連絡頂くことで指示を仰げる体制が整っています。基本的には宿泊の方の就寝介助や起床介助、見守り巡回となります。

申し送り

各シフト勤務者間での申し送り。ノートへの記載の他、重要事項については口頭にて情報共有を行います。

職種や資格について

施設長(管理者)

▼必須資格(いずれか)

■介護福祉士 ■介護支援専門員
※認知症対応型サービス事業管理者研修(入社後取得でも可)

副施設長

必須資格(下記いずれか)
■介護福祉士 ■介護支援専門員 ■実務者研修(ヘルパー1級、基礎研修)

計画作成担当者

▼必須資格

■介護支援専門員
※小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修(入社後取得でも可)

夜勤専従
介護職員

▼必須資格(いずれか)

■介護福祉士 ■実務者研修(ヘルパー1級)■初任者研修(ヘルパー2級)

介護スタッフ

無資格の方も可

看護師/准看護師

以下のいずれかの資格が必要
■正看護師 ■准看護師

1日の流れ

看護小規模多機能型居宅介護の仕事の1日の流れの例をご紹介します。

6:00~7:00

【宿泊】起床介助、着替え介助、排泄介助
利用者様を起こし、着脱介助や排せつ介助を行います。

7:00~8:00

【宿泊】朝食準備、食事介助、服薬介助、口腔ケア
朝食の盛り付け、配膳、介助が必要な方には食事介助をします。口腔ケアも感染予防等の観点で大切です。

8:00~9:00

日勤スタッフとの申し送り、介護記録
夜間の利用者様の様子を記録。日勤スタッフへの申し送り

9:00~10:00

【通い】利用者様の自宅まで送迎
通いの利用者様を自宅まで迎えに行きます。専任のドライバーがいる事業所もありますが介護職員が送迎を行うこともあります。
送迎担当ではない介護職員は到着された利用者様の体調を確認したり入浴の準備をします。

10:00~

【訪問】訪問介護で排泄介助や訪問看護で医療処置
訪問介護では安否確認だけの利用者様もいれば、排泄介助などの身体介助を行う利用者様もいます。
訪問看護では医師の指示による医療処置や医療機器の管理を行います。

11:00~13:00

【訪問】食事介助、服薬介助、通院介助
訪問先の利用者様への食事介助や服薬介助、口腔ケアを行います。
必要であれば部屋の掃除や洗濯などの生活援助を行う事もあります。
日によっては通院のための送迎や病院受付のサポートを行う事もあります。

【通い】入浴介助
浴室までの誘導・脱衣・洗髪のサポート、入浴後には髪を乾かし、身だしなみを整えます。
体調の変化や怪我がないかを確認するためにも重要な業務です。
利用者様によってはリフト対応となる方もいらっしゃいます。

14:00~15:00

【通い】レクリエーション
季節ごとの行事などの際に、準備していたレクリエーションを行います。
内容は体操や折り紙などの工作、書道や手芸、カラオケなど、施設によって様々です。
利用者が安心して楽しい時間を過ごせるように内容を考えたり、リラックスした雰囲気づくりを心がけましょう。

15:00~16:00

【通い】おやつ提供
季節を感じる事ができるお菓子を提供したり、利用者様と一緒におやつを作ることもあります。
並行して自宅へ帰る方の帰宅準備も行います。

16:00~17:00

【通い】利用者様を自宅まで送迎
通いを利用した利用者様を自宅まで送迎します。
※帰宅時間はは利用者様によって事なり、昼食後に帰宅される方もいれば、夕食後に帰宅される方もいます。

17:00~

夜勤スタッフとの申し送り、介護記録
日中の利用者様の様子を記録。夜勤スタッフへの申し送り

その他の仕事を知る

  • 在宅介護

    通所介護・デイサービス

    昼間の時間ご自宅から送迎車でデイサービスセンターに通い、さまざまなレクリエーションや体操、リハビリ・機能訓練のほか、食事や入浴といった生活援助を合わせて受けることができるサービスです。 特に弊社は「入浴」と「認知症予防プログラム」に力を入れています。

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    自宅での介護はご家庭によって様々な事情があります。小規模多機能型居宅介護は、そんな様々な事情に応える介護サービスです。 通所・訪問介護・宿泊など、時と場合に応じた介護サービスができます。

  • 在宅介護

    訪問介護

    介護を必要とされる方のご自宅にホームヘルパーが訪問して生活のお手伝い(自立支援のためのお手伝い)をさせていただきます。住み慣れた我が家で介護サービスを受けたい方や、寝たきりの方などにご利用いただいています。

  • 施設介護

    ホスピスホーム

    難病や末期がんの方へ、介護・医療・看護のチームケアで、ご本人や家族の意思を尊重しながら適切な専門治療や緩和ケア、介護をご提供することで、最期までその人らしい暮らしを送れるように支え続ける施設です。

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    寝たきりや歩行困難など日常生活動作(ADL)が低下した方へ施術を行い疼痛を緩和、浮腫を改善、関節可動域を拡大し 筋力を維持・回復することで、日常生活におけるさまざまな動作の改善が期待できる「訪問医療マッサージ」をご提供します。 患者様お一人おひとりの状態に合わせ、無理のない施術を行います。

  • 施設介護

    グループホーム

    地域に居住し、認知症の診断と要支援2~要介護5の認定を受けた65歳以上の人が、少人数で共同生活を送る「認知症対応型共同生活介護」の施設です。身の回りの家事などをスタッフがサポートしながらできるだけ自分で行うことで、住み慣れた地域での自立した暮らしと認知症状の緩和を目指します。

  • 施設介護

    介護付有料老人ホーム

    65 歳以上の方であれば要支援・要介護認定を受けた方や介護認定を受けていない方も 終の棲家として暮らしを営める介護施設。 都道府県から認定を受け運営しており24 時間スタッフが常駐し「生活支援」「介助サービス」を提供しています。

  • その他

    福祉用具レンタル・販売

    全国で展開する各種介護サービスの実績をもとに、「ご本人・ご家族にとって、いつ・どこで・何が必要か?」それぞれの状態やご要望に応じて、本当に必要な福祉用具をご提案・ご提供しています。

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