仕事を知る 小規模多機能型居宅介護
自宅での介護はご家庭によって様々な事情があります。小規模多機能型居宅介護は、そんな様々な事情に応える介護サービスです。
通所・訪問介護・宿泊など、時と場合に応じた介護サービスができます。
主な仕事内容
小規模多機能型居宅介護で具体的に行う業務・仕事内容について
送迎 |
通所をご利用の利用者様の送迎を行います。時にはお送りした後に訪問介護としてサービス提供を行う事もあります。 |
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食事準備・介助 |
刻み食やとろみ食など利用者に合わせて3食(朝昼晩)を準備・配膳し、食事中には誤嚥をしないよう見守ります。食後には歯磨きなどの口腔ケアや必要に応じて服薬をサポートしていきます。 |
入浴介助 |
一般家庭と同じような浴室。お一人ずつ入浴頂きます。 |
訪問(介護) |
利用者様のニーズに合わせて自宅でのサービス提供を行います。 |
レクリエーション |
季節ごとの行事などの際に、準備していたレクリエーションを行います。 |
夜勤 |
夜間の人員体制は基本1 名。困り事があった際は施設長へ連絡頂くことで指示を仰げる体制が整っています。基本的には宿泊の方の就寝介助や起床介助、見守り巡回となります。 |
申し送り |
各シフト勤務者間での申し送り。ノートへの記載の他、重要事項については口頭にて情報共有を行います。 |
職種や資格について
施設長(管理者) |
▼必須資格(いずれか) ■介護福祉士 ■介護支援専門員 ※認知症対応型サービス事業管理者研修(入社後取得でも可) |
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副施設長 |
必須資格(下記いずれか) |
計画作成担当者 |
▼必須資格 ■介護支援専門員 ※小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修(入社後取得でも可) |
夜勤専従 介護職員 |
▼必須資格(いずれか) ■介護福祉士 ■実務者研修(ヘルパー1級) ■初任者研修(ヘルパー2級) |
介護スタッフ |
無資格・未経験の方も可 |
看護師/准看護師 |
以下のいずれかの資格が必要 |
1日の流れ
小規模多機能型居宅介護の仕事の1日の流れの例をご紹介します。
6:00~7:00 |
【宿泊】起床介助、着替え介助、排泄介助 利用者様を起こし、着脱介助や排せつ介助を行います。 |
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7:00~8:00 |
【宿泊】朝食準備、食事介助、服薬介助、口腔ケア 朝食の盛り付け、配膳、介助が必要な方には食事介助をします。口腔ケアも感染予防等の観点で大切です。 |
8:00~9:00 |
日勤スタッフとの申し送り、介護記録 夜間の利用者様の様子を記録。日勤スタッフへの申し送り |
9:00~10:00 |
【通い】利用者様の自宅まで送迎 通いの利用者様を自宅まで迎えに行きます。専任のドライバーがいる事業所もありますが介護職員が送迎を行うこともあります。 |
10:00~ |
【訪問】訪問介護で排泄介助他 事業所で利用者様の介助をする事もあれば、利用者様の自宅へ訪問する事もあります。 |
11:00~13:00 |
【訪問】食事介助、服薬介助、通院介助 訪問先の利用者様への食事介助や服薬介助、口腔ケアを行います。 【通い】入浴介助 |
14:00~15:00 |
【通い】レクリエーション 季節ごとの行事などの際に、準備していたレクリエーションを行います。 |
15:00~16:00 |
【通い】おやつ提供 季節を感じる事ができるお菓子を提供したり、利用者様と一緒におやつを作ることもあります。 |
16:00~17:00 |
【通い】利用者様を自宅まで送迎 通いを利用した利用者様を自宅まで送迎します。 |
17:00~ |
夜勤スタッフとの申し送り、介護記録 日中の利用者様の様子を記録。夜勤スタッフへの申し送り |